【名古屋市】マンション管理者の方必見!大規模修繕工事とは?

 2023.6.15

【名古屋市】マンション管理者の方必見!大規模修繕工事とは?

マンションにとって一大イベントである大規模修繕工事は頻繁にあるものではないものの、人生の中では決して数少ないイベントではありません。大規模というだけあって期間もそれなりに長いですし、工事のための積み立ては毎月のものです。依頼する前に大規模修繕工事についておさらいしておきましょう。

 

大規模修繕工事とは?

マンションの大規模修繕工事とは

マンションの大規模修繕工事、とは言いますが、それは具体的にどんなものを指すのでしょうか。

これは、時間が経ったことで劣化したマンションの建物や設備を修繕する定期的な大規模な工事のことです。マンションの各部屋ではなく、個人では工事を行うことが難しい建物本体や共有部分の修繕、改修をメインに行います。

また、大規模修繕工事には定期的に行われるという特徴もあります。この周期はマンションによって異なるものの、およそ13年から16年ほどが一般的です。

 

マンションの大規模修繕工事はなぜ行う?

マンションの大規模修繕工事にはデメリットもあります。

工事期間中は音や臭いなどのストレスが溜まりますし、工事には多くの工事車両や人が関わるため暮らしにくさも一時的に増大します。毎月積み立てる費用も決して安くはなく、所有者にはそれなりの負担になるでしょう。

しかし、建物の安全を保持したりマンションの資産価値を維持したりするために大規模修繕工事は決して軽んじれるものではありません。

 

大規模修繕工事を行う利点

大規模修繕工事の必要性は述べた通りですが、その利点についてもう少し詳しく見ていきましょう。

 

1.建物の安全を保持する

やはり建物の老朽化は危険を伴います。どれだけ手入れをしたとしても経年劣化を完全には防げませんし、大規模修繕工事をしたからといってできたばかりの建物ほど新しくなるわけでもありません。定期的な大規模修繕工事を行うことによって劣化を遅くし、建物が手遅れになる前にメンテナンスを行えます。

 

2.住民の満足度の維持

定期的に行われる大規模修繕工事が仮になかった場合、建物はより劣化が早まり修繕工事もその場その場での対応になります。そうなれば見た目や機能性が劣るばかりか計画性も低く、費用だけが高くなってしまうでしょう。
どちらが良いか、といえばその答えは一目瞭然です。

 

3.費用を抑えられる

これは修繕工事ではなく、工事をまとめて行う大規模修繕工事の利点です。大規模修繕工事を行う際に必要な工事箇所は、そのどれもがいつか修繕が必要になるものです。

それらを修繕が必要になる度に工事を依頼していては、費用は大規模修繕工事の非ではありません。もちろん緊急で必要となる工事箇所を大規模修繕工事まで放置したり、何年も問題がない箇所まで大規模修繕工事で直したりする必要はありません。

しかし、修繕箇所をまとめて直せることは大きな利点と言って良いでしょう。

 

大規模修繕工事の流れ

大規模修繕工事は工事前から入念な準備が必要ですが、ここでは工事のみに絞って見ていきましょう。

 

1.仮設の設備を設置する

仮設工事と呼ばれる工事の準備段階です。
まずは足場や現場事務所など、現場で工事に使われる設備を設置します。工事が終われば撤去するものの、足場は大勢の作業員が乗る命綱であるため、決して軽んじてはいけません。

 

2.下地を補修する

壁、天井などのコンクリート部分を補修します。基本的にはひび割れなどの補修ですが、下地補修の出来は最終的な出来を大きく左右するものです。長い目で見れば建物の寿命、耐久性など建物の根幹に影響する重要な工程です。

 

3.タイルを補修する

続いて経年劣化が見られるタイルを補修します。下地から浮いてしまったりひび割れてしまったりしたタイルは放置しておくと雨水が入り込んだり、剥がれたタイルが落下したりするなどの危険があります。

タイルは耐久性、耐水性、見た目、安全の全てに関わる部品なので、確実に行うようにしましょう。

 

4.シーリングの工事

シーリング材が主に使われるのは外壁のつなぎ目やサッシの周辺です。経年劣化により硬くなりひび割れのリスクが年々上がるため、大規模修繕工事では欠かせない箇所です。

 

5.外壁塗装

外壁塗装には見た目を良くするだけでなく、雨水、汚れなどからマンションを守る盾の役割があります。劣化が進めば壁が剥き出しになり、ダメージが蓄積しやすくなるため大規模修繕工事において外壁塗装は必須です。

 

6.鉄部の塗装

外部の階段や手すりなどによく使われる鉄が経年劣化するのはイメージも湧きやすいでしょう。さびると見た目や耐久性が下がるため、錆を落とした上で塗装をし直す必要があります。

 

7.防水工事

耐水性を復活させることは大規模修繕工事の重要な役割です。屋上や廊下など雨水の触れやすい箇所には防水工事を行うことでさまざまな汚れから建物を守れます。

 

まとめ

大規模修繕工事以外にも細々とした修繕や緊急の工事、購入したマンション内の工事、隣や上下の部屋の工事などマンションに関わる工事は数多くあります。
しかし、そのどれよりも比重が重く時間のかかる工事が大規模修繕工事です。

本記事を参考に、適切なタイミングでの大規模修繕工事を行うようにしましょう。大規模修繕工事・マンション修繕・アパート修繕をご検討中の方は、ぜひ当社にご連絡ください。

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