外壁塗装の下塗りとは?その必要性や効果に関して解説します!

 2023.2.5

外壁塗装の下塗りとは?その必要性や効果に関して解説します!

外壁塗装の塗料には「下塗り不要」という上塗り塗料がありますが、おすすめできません。外壁塗装をする際には必ず下塗り塗料が必要となりますが、この記事では下塗り塗装の必要性と効果について解説します。

 

 

外壁塗装における「下塗り」の重要性

下塗りをしなければ塗装自体に様々な影響が出ます。そこで、ここでは下塗りの重要性について解説します。

・塗料の剥がれ防止
・思った色を出すことができる
・トータルコストを下げることができる

 

塗料の剥がれ防止

外壁材に下塗り塗装をすることで上塗り塗料がしっかりと接着され、剥がれない仕上がりにすることができます。そのため、上塗り塗料を屋根材に直接塗装することはおすすめできず、剥がれの原因になります。塗装材の剥がれは雨漏りなどの原因になるため、注意しましょう。

 

思った色を出すことができる

上塗り塗料の色は下塗り塗装がある前提となっているため、上塗り塗装だけでは思った通りの色が出ないことが多いです。その結果、狙った仕上がりにならずに後悔することにもなり兼ねないため、色に拘りたい場合は必ず下塗り塗装をしましょう。

 

トータルコストを下げることができる

下塗り塗装は、外壁材に上塗り塗装の塗料が浸透しないように防ぐ役割も担っています。そのため上塗り塗装だけでは何度も塗る必要があり、多くの塗料を使用しなければなりません。その結果、下塗り+上塗り塗装よりもトータルコストが高くなってしまうことが多いです。このように、費用を安く抑えるという点においても下塗り塗装は必須だといえます。

 

外壁塗装における「下塗り」の効果

下塗りの重要性として、剥がれ防止・色だし・コストダウンを挙げましたが、それ以外にも次の効果が期待できます。

・色ムラを防ぐ
・外壁材の耐久性を向上させることができる

 

色ムラを防ぐ

屋根塗装は中古戸建てで行うことがほとんどで、屋根材にキズやそり、凹みがあることが多いです。こういった屋根にはまず下塗り塗装を行い、表面の凹凸をなくした上で上塗り塗装を行うことで均一に塗ることができます。このように下塗り塗装をした外壁材は色ムラがなく、キレイな仕上がりとなります。つまり、作業品質を一定に保つという意味でも下塗り塗装は必須だといえるでしょう。

 

外壁材の耐久性を向上させることができる

下塗り塗装には「防カビ」や「防サビ」、「遮熱機能」などがあります。このような機能は外壁材の劣化を抑制し長持ちさせることができ、メンテナンスの頻度を長くすることができます。つまり、長期間メンテナンスフリーにするためにも、下塗り塗装は必須だといえます。

 

まとめ

下塗り塗装を実施することで外壁に関するトラブルを減らす他にも、コストダウンやメンテナンス期間を伸ばすといった効果があります。そのため、外壁塗装を検討する際には必ず下塗り塗装を実施しましょう。外壁塗装を塗装会社に依頼する際には、「下塗り不要」と明記している案内には注意して、しっかりと内容を確認した上で契約するようにしてください。

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