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 2022.10.22

屋根塗装に縁切りは必要?不要な場合もあわせてご紹介!

屋根塗装における「縁切り」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。スレート瓦の屋根を塗装する際には必ず必要な工程なのが「縁切り」です。そこで今回は、屋根塗装における縁切りとは何か、また、不要な屋根についてもあわせてご紹介します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

屋根塗装で必要な縁切りとは?

そもそも縁切りとはどういったものなのか、またその必要性についてご紹介します。

スレート瓦の屋根を塗装すると、瓦と瓦の重なった部分に塗料が入り込み、そのまま乾かすと重なった部分が塞がってしまいます。そこで、その塞がった部分の塗膜を切って水が通る道を確保する作業である「縁切り」を行うのです。

ではなぜ、この縁切りという作業が必要なのでしょうか。

屋根に降った雨水は、スレート瓦の重なった部分の隙間を通ることで、屋根の内側に水が溜まらないようになっています。しかし、重なった部分が塗膜で塞がってしまうと、雨水が屋根内部に侵入し、雨漏りといったトラブルの原因になります。

雨漏りは、なかなか目に見えず、気がついた時にはすでに重症化していることも多いです。縁切りは重なった部分の塗膜を一つずつ切っていく細かな作業ですが、するとしないとでは大きな差が出てくるため、とても重要な工程なのです。

しかし、中には縁切りがされていないことも珍しくありません。手間がかかる縁切りは、縁切りをしない場合と比べて作業時間が3倍程度になることもあるため、稀に縁切りがされていないことがあるのです。縁切りがされているか不安に思っても、屋根に上がるのは危険を伴うので専門の会社に依頼することをおすすめします。

 

縁切りが不要な屋根もある?

次に、縁切りが不要な屋根をご紹介します。

1つ目は、勾配が急な屋根です。
5から6寸勾配以上の屋根は、縁切りをする必要がありません。
急な傾斜があるおかげで、水はけが良く塗料が溜まりにくいため雨漏りのリスクがないからです。

2つ目は、経年劣化によって反っている屋根です。
築7年から8年程度すると経年劣化が進み、スレート屋根の先端が反り上がることがあります。
この劣化によって3ミリから5ミリ程度の隙間ができた場合、縁切り作業が不要です。

 

まとめ

今回は、屋根塗装における縁切りとは何か、また不要な屋根についてご紹介しました。ご自身の住まいの屋根が縁切りされているのか気になった方も多いのではないでしょうか。もし気になることや不安なことがあれば、お気軽に当社までご相談ください。

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