2023.1.22
屋根の雨漏りは修理しないとどうなる?修理の必要性に関して解説します!
屋根が雨漏りしていることが発覚し、修理しないまま放置した場合には大きなトラブルになるリスクがあります。この記事では雨漏りを放置した際のトラブルと、修理の必要性について解説します。
雨漏りを放置した場合のトラブル
屋根が雨漏りすることで水が本来浸入しない場所に入り込むことになり、その結果様々な影響がでます。そのため雨漏りを発見した際にはなるべく早く対応する必要があります。ここでは雨漏りを放置した場合に発生しうる以下のトラブルについて解説します。
・家の劣化
・健康被害
・白蟻被害
家の劣化
雨漏りを放置することで重要な建材が濡れることになります。その結果、木部腐食による耐久力低下や壁紙のノリが剥がれることになり、最悪の場合壁紙が浮いたり倒壊する可能性があります。また、倒壊まで至らなくとも家の資産価値は大きく減少することになるため、雨漏りの放置は安全面・資産価値の面でリスクが高いといえるでしょう。
健康被害
木部が濡れることでカビやダニが発生する原因となり、家屋内にアレルギー物質が放出されることになります。このような有害物質は健康被害の原因にもなり得るため、注意が必要です。特に小さなお子様やお年寄りの方がいる場合、健康被害を受けやすい恐れがあります。
白蟻被害
木材が濡れることで家屋内に湿度がこもり、白蟻が生息しやすい環境が整ってしまいます。
これにより白蟻が発生するという二次被害が起きることもあり、さらに家のダメージが蓄積されます。雨漏り+白蟻被害があった家は非常に危険な状態だといえるため、必ず雨漏りの初期段階で対応しましょう。
雨漏りの原因
ここでは屋根から雨漏りが発生する原因について解説します。定期的なチェックやメンテナンスで防げる原因となっていますので、屋根の確認は定期的にしましょう。
屋根材の経年劣化
瓦の浮きやズレ、割れを発見した場合は要注意です。物理的に侵入できる隙間があれば水は流れ込むため、小さな破損であっても修繕することが重要です。また、瓦の不具合以外にも板金の腐食や釘のサビなども雨漏りの原因となります。これらの原因は日常生活では気づかない事が多いため、意識して屋根をチェックしましょう。
雨どいの詰まり
枯葉などで雨どいが詰まると水が流れてこなくなります。そのため、雨天や雨が降った後にといから水が流れてこない場合は、詰まっている可能性が高いでしょう。その場合は長時間屋根に水が溜まる環境となり雨漏りしやすくなるため、なるべく早く詰まりを除去し、屋根に水が溜まらない状態にすることをおすすめします。
まとめ
屋根の雨漏りは家に大きなダメージを与え、その影響は家の資産価値や家族の健康被害など多岐にわたります。このような事態にならないためにも定期的に屋根をチェックし、雨漏りの対策をしましょう。屋根や外壁に少しでも異変を感じたら、私たちにお気軽にご相談ください。