2022.8.13
外壁シーリングの耐用年数は何年?劣化のチェック項目もご紹介!
外壁同士の継ぎ目に生じる隙間には、シーリング材が充填されています。このシーリング材も外壁塗装と同様、経年劣化していきます。家の内部を守るためにも、外壁シーリングを適切にメンテナンスする必要があります。今回はそんな外壁シーリングの耐用年数の目安と、劣化のチェック項目を紹介します。
外壁シーリングの耐用年数について
外壁シーリングの耐用年数は、5年から10年程度と言われています。そのため耐用年数が10年程度とされる外壁塗装と比べると、シーリング部分は早く劣化してしまう可能性があり、注意が必要です。
シーリングの劣化症状にも種類があり、接着面が剥離する、シーリング面中で破断する、効果不良などありますが、下記の画像のような破断が見られたらシーリングの寿命ですので、早めのメンテナンスをお勧めします。
※シーリングが真ん中で破断しているのはサイディング板の縮みにシーリングが追従出来ないのを表しています。
外壁シーリングのメンテナンス方法
外壁シーリングには防水、美観の確保、地震対策の主に3つの役割があります。外壁シーリングが劣化してしまうとこれらの効果がなくなってしまうため、建物に被害が出てしまうリスクがあります。建物への被害を防ぐためには、打ち増し工事か打ち替え工事によるシーリングのメンテナンスが有効です。
打ち増し工事は新しいシーリング材を古いシーリングの上から充填する方法で、シーリング材を節約できるため工事費用を抑えられます。ただしシーリング材同士の相性によってはうまく馴染まないケースもあり、すぐに剥がれてしまうリスクがあります。
一方で打ち替え工事は古いシーリングを除去したうえで新しいシーリング材を充填する方法で、剥がれるリスクが少ないのがメリットです。シーリング材が多く必要で費用は増えますが、品質を高めたい方にはおすすめの方法です。
外壁シーリングのチェック項目について
ここからは、外壁シーリングが劣化している際に現れる症状を紹介します。これらの症状が出ていないかをチェックし、補修が必要か判断してください。
まずサイディングボード同士の間に隙間が生じる「剥離」という症状です。隙間が空いているとそこから雨水がしみこんでしまうため、補修が必要です。放置していると、家の内部が腐ったり、サイディングが水分を含んで沿ってしまったりする可能性があります。
また、シーリングが裂けてしまう「破断」という状態や、シーリングが欠落して内部が見えてしまっている「欠落」という状態でも、同様の理由から補修が必要です。劣化を放置していると、家全体の劣化が進んでより手間や費用がかかってしまう可能性があります。
上記のような外壁シーリングの劣化症状を発見した場合には、なるべく早く補修をするようにしましょう。
まとめ
今回は外壁シーリングの耐用年数と劣化のチェック項目を紹介しました。耐用年数は5年から10年が目安ですが、劣化症状が見られる場合にはすぐに補修するようにしてください。
名古屋市で外壁シーリングの補修や、外壁塗装を検討されている方は、名北外装までお気軽にご相談ください。